Le Vent d'Est

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2月27日(木)

暑い!! なにげなくテラスに置いてある温度計を見て、目を疑った。37℃!! 

体温より高いではないの! もちろん日陰でだ。湿度は48%。ああ・・・。

10時ごろ、夫ががんばって握ったおにぎりを持って、「旅サラダ」撮影チームのお見送りに空港へ。

月曜に到着してからずっと、うそのようにいい天気だった。よかった。それまでは、ずーーっと2週間くらい

雨、雨だったのだ。

その後、知り合いのタヒチアンが船で運んできたという、マンゴーを買いに行く。

モーレアの近くのマイアオという島から来たものなのだそうだ。キロ400フラン。マイアオという島は、

人口300人くらいの小さな島で、フランスに属さずに独立していて、自分たちで統治している

のだそうだ。初めて聞く島の名前だった。お昼は、そのマンゴーを食べる。甘くておいしい。

そういえば、庭のバナナもたわわに実っている。忘れないように収穫してこなくちゃ。

旅サラダの放映は、3月18日だそうです。ぜひご覧ください!
2月21日(金)

今日も雨。もう1週間以上、ぐずついた天気がつづいている。洗濯物がたまるし、家の中は

じとじとしているし、体にもかびがはえそうだ。低気圧がいすわっているらしい。

豚のリオネル、しばらく首がつながったようだ。夫が庭そうじをしているときに、柵ごしにヴェロニックと
おしゃべりしていた。大胆にも、「リオネル食べるの?」と聞いたのだそうだ。
獣医さんに相談したところ、食べるのは生まれてから4〜5年たったくらいがいいと言われたそうで、
まだ当分はあのキングギドラの叫びを聞いて過ごさなくてはならない。ふうむ・・・。

2月19日(水)

ちょっと前にランギを訪れたトンガのプリンセスが、飲んだとたん恋に落ちてしまったという、

ランギロア産の白ワインを飲んできましたッ!たいへんに甘い白だったので、はっきり言うと

あまり好みではなかった。

夕焼けに空が染まる中、いただきものの日本の吟醸酒を持って、セバスチャンの家(すぐご近所)

をたずねた。醸造家のセバスチャン、目を輝かせて、ものすごい喜びよう。

おちょこになみなみと注いで渡したら、ワインのテイスティングをするような感じで、まずは香りを

たしかめる。高くとがった鼻の先が、おちょこの中のお酒につかりそう。そのあと口にふくんで

「じゅるじゅる」と音を立てて空気とまぜて味わい、「これはすばらしい!!」もう目がぐるんぐるんに

回っている。瞳孔がひらいているのがよくわかる。お世辞で言っているのではないらしい。

「こんなに美味しくて、本物のサケを飲んだのはボクの人生で初めて!!」とえらく興奮していた。

和紙に墨でしたためたようなラベルが貼られたボトルも「美しい」と絶賛。私とダンナも、

ランギの白を味わえてごきげん。また酒飲み仲間が増えたか・・・。

ランギロアで、セバスチャンの講義つきの「ワインのゆうべ」を日本の旅行者の方向けにやろうかと、
本気で企画中です。ご興味のある方、いらっしゃいますか?

2月14日(金)

今日は、St Valentin(サン・ヴァランタン)。いわゆるバレンタインデーというやつ。

男性が女性に贈り物をしたり、食事に誘ったりする日。「うちは日本だ」と言ってその気がなさそう

にしている夫に強要して(?)、外食することになった。ウフフ。

仕事をひとつ片付けたあと、ルカイカイへ。二人用のテーブルがいくつもReservedになっている。

案内されたテーブルの上には、バレンタイン特別メニューが置いてあり、読むなり頬がゆるむ。

アントレはアンディーヴの胡桃のせ、マグロの恋心・・・メインは、ホタテとロブスターのデュオ、

デザートはチーズ盛り合わせかアイスクリーム白い貴婦人。フランス語ってばほんとに洒落てるなあ、とメ
ニューが書かれた小さな紙を見ながら思う。お値段はこれで4500CFP。フンパツして、これに決めた。
ひとつのテーブルだけが6人くらいのグループで、あとはぜんぶカップルで、満席だった。
ひとつだけ「しまった」と思ったのは、ワインをいつも頼むボルドー(赤)にしてしまったこと。よく冷えた白に
すればよかった・・・。チーズがどかんと出てきたので、お持ち帰りにしてしまった。
ドロップ型の黒真珠のペンダントもプレゼントにもらったし、今年はごきげんなバレンタインでした!

2月11日(火)

ニューカレドニア方面に来ていたというサイクロンの影響か、蒸し暑く苦しい日々が続いていた

のだが、少し前からやっといつもの暑さに戻ったようだ。それにしたって重い暑さで、雨季とはいえ

ちょっとおかしい。

先月からランギロアは取材づいて(?)いる。「デリシャス」という旅&食の月刊誌に、新しく創刊される
季刊トラベルマガジン「Voyager」。それから今撮影に来ているのは、かの有名な「世界ふしぎ発見」。
ランギロアの海の中がじっくりと紹介されるらしい。そして「旅サラダ」。そのロケハンで、夫が今日は
朝からブルーラグーンにくっついて行っている。ボートのキャプテン、ウゴから「ボクのモトゥ(無人島)を
撮影してくれれば、ただで連れて行ってあげるよ!」と言われていたので、D1X一式をクーラーボックスに
つめて、いそいそと出かけていったのだ。ウゴは体は大きいけど気の優しいタヒチアン。
ブルーラグーンにあるモトゥを、99年契約で借りたのだという。
私はシゴトがあるので、留守番。土曜日からは、メールで旅の相談に乗ってあげていた一人旅の女性が
わがやに泊まりに来るので、そのための準備もある。タヒチは基本的にとても治安の良い国なのだが、
やはり女性ひとりとか、言葉に自信がないなど、不安に思う人は多いようだ。

2月7日(金)

豚のリオネルは、健在です。このページを読んだ方数名から、反響(?)がありました。

「3月に行くので、リオネルの肉をとっておいてください」などなど・・・。

肉といえば、この島で、どこから連れて来たのか、馬を飼っている人がいた。馬の種類のことはよく

わからないのだが、サラブレッドのようにきれいな馬で、飼い主が優雅に島の一本道を、馬にまたがって

闊歩しているのをしばしば見かけたものだった。

それが少し前、ひずめの病気とかで、安楽死させるしか手段がないということになって、

そのために獣医さんがタヒチ島からやってきた。

そのときも、えげつない私たちは、キャロリーヌと「肉」の話に花を咲かせていたのだった・・・。

馬刺しをにんにく醤油で食べたら・・・などと彼女に言ったら、彼女いわく、「馬肉はおいしいわ〜。

昔フランスに住んでいたときに、ママと一緒に市場へ出かけたときに馬肉を見つけたの。家に着くや

いなや、ママとふたり、生の塊のまま塩だけふって、かぶりついたわ」おっと・・・さすが肉食の国の人

だなと、感心。その馬はもちろん、大切なペットだったから、どこかにきちんと埋葬されたらしく、

島の人の胃袋におさまることはなかったと思う。


この島は人口2000人くらいで、全員が知り合いみたいなところがあるから、ちょっとした噂話が

おそろしい勢いで村をかけめぐったりする。アメリカ製の連ドラまがいの世界が、日常的に繰り広げられ

ているのだ。個人のプライバシーに関することだから、このページにも書かないでいるのだが、

本が1冊書けそうなくらいだ。

今朝もキャロリーヌから、村の著名人に関するスキャンダルを聞いてしまった。今日は一日、この話を

思い出してはにやにやする私になるだろう。

ここタヒチでもアメリカの連ドラは人気で、フランス語に吹き替えられて何本も放映されているのだが、

その中に超長寿ドラマがある。”アムール、グロワール、ボテ”というタイトルで、直訳すると

「愛、栄光、美」。ファッションデザイナー一族の、裏と表の世界・・・みたいな内容で、着飾った

美男美女がソフトフォーカスで登場して、愛だの恋だの嫉妬だの憎しみだの金だ名誉だ、くっついたり

離れたり、わざとらしくもてんやわんやの世界が毎日ブラウン管の中で展開されている。

いやはやしかし、ランギロアの村だって、これに負けてはいない。

考えてみれば、この手のことは人生にはつきもの。世界のどこでも起きていることだろう。

日本のたとえば自分が住んでいた東京の町でだって起きていたのに違いない。

とはいえ、隣町の顔も名前も知らない人が、奥さんに逃げられたとか、実は整形していたとか、

そんな話を聞いてもたいして面白くもない。が、なにせここはランギロア。

全員が顔見知りみたいなものだから、「え!あの人が、まさか!」てな具合で、ちょっとした醜聞が

超面白くなるのだ。こんなことを言っては不謹慎とわかってはいるのだが・・・。

私もどこかで何か言われているのかも・・・。
2月3日(月)
数日前から、このサイトにFTP転送ができなくなった。認証エラーになってしまうのだ。きーーッ!
更新できない!! プロバイダーのManaに苦情のメールを書いたら、さっそく電話がかかってきた。
プチ・プロブレムがあって、どうのこうの、要はパスワードが勝手に変わってしまったらしい。
直してもらっていつものようにデータを送れるようになったら、急に気分がすっきりした。
いわゆるテクノ・ストレスというやつですな。・・・

1月31日(金)
悲願達成!! ランギロアのワインを試飲してきましたッ!トラベルマガジンの取材チームに
同行させていただいた。寝ていたら電話が鳴って、朝の7時。「今から行くらしい」。
ワインを飲みたい一心で、顔も洗わずに支度して、行ってきましたッ。

まずは離島にあるヴィーニュ(ぶどう畑)へ。トラクタに乗って、荷物のようにガタガタと運ばれること
20分。椰子の林の中にヴィーニュが忽然と姿を現した。
炎天下、畑を案内してもらう。いつになったらワインを試飲させてもらえるのかとそればかりが
気になる(ウソです)。しかしここはどうやら畑しかないみたい。おそるおそる案内人のセリーヌに聞いて
みる。「ここでは飲めないの?」。答えはノン。醸造は別のところでしているとのこと・・・。
またトラクタに揺られてボートに乗り、村へ戻る。今度は醸造家のセバスチャンが、カーヴへ案内して
くれる。ここは実は我が家のすぐ隣。エアコンが24時間動いている窓のない建物の中で
ワインについての説明。「白はこうでロゼはああで・・・」早く飲みたい!!
いくら細かい説明を聞いたって、自分で飲んでみなきゃ話は始まらない。
「試飲させてもらえる?」とさりげなくセバスチャンに切り出す。準備がどうの、と言いながらも
「グラスを取ってくる」。やったーー!!白、ロゼは売り切れらしく、赤を2種類飲みました。
お味は・・・予想していたより、ずっとおいしかった。
これはカリニャックという種類
今は荒削りな感じだけど、将来が期待でき
そうな味。ということで、全員の意見が一致。
赤の特徴は、コンプレクス&フィネス・・・
複雑さと繊細さとセバスチャンが言っていた
のだが、確かに・・・。
白はイタリア種のブドウだそうで、少し前に
トンガのプリンセスがランギを訪れたときに
ぞっこんはまってしまったそうだ。
幸せな1日でした。
おしゃれなボトル
1月28日(火)
タヒチ島2泊3日の旅(?)から戻ってきた。行きも帰りもティケハウ経由。あまりお天気は良くなかった
けれど、環礁の美しさを堪能した。いつも空の上から見ると思うのだが、自分があそこに住んでいるとは
信じられない。もう10年もたつから、数え切れないくらい国内線に乗っているのだが、いつもそう感じる。

今回は、夫を置いて私だけ、滞在許可証の更新のために行ってきた。いくら離島居住者用の割引

があるといったって、航空券だけで往復2万円以上するのだから、気軽に行くことはできない。

それに、すっかり田舎人間になってしまったものだから、都会に出ると疲れて疲れて・・・。

しかし都会とはいっても、パペーテの町はせまい。ちょっとうろうろしていると、知り合いに出会う。

26日日曜日、最終フライトでパペーテに着いたのは、午後5時20分ごろ。迎えに来てくれたEさんとRくんと
愛娘 Maiちゃん。1泊目はEさん宅にお世話になった。パペーテ市内からは離れて、山のほうへ
ちょっと上がっていったところにあるEさんたちのお住まいは、わがやで「軽井沢の別荘」と呼んでいる、
快適なおうち。タヒチ島に住むなら絶対に山の上のほう、と思っている私。それでもってモーレアの島
が見えた日には最高だけど、そんなロケーションにあるおうちは莫大なお値段になっている。
その日は、プラス・トアタ(トアタ広場)にあるスナックで、くれなずむ港を眺めながら夕食。
ポワソンクリュが、野菜・魚ともに新鮮でしゃっきりしていて、おいしい!すごいボリュームだったのだが、
ついついデザートのヌーガまでいただいてしまった。

翌日は朝早くから活動開始。出勤するRくんの車に乗せてもらって、パペーテの町に8時ごろ到着。
税務署にイミグレーションオフィスに、マルシェ、本屋さんなどなど・・・買出し隊になって、歩き回った。
マルシェでは、念願のパニエを購入。あ、かわいいハイビスカス模様のベッドカバー&ピローケースの
セットもある、買っちゃえ!小切手帳から小切手がどんどんなくなって行く。
目がくらみそうなブルー・・・
Eさん宅には、マンゴーが鈴なり
マルシェで野菜を売ってます
ムフフ おニューのパニエ♪
お昼はマルシェの上でまたもやポワソン・クリュを食べ、水をがぶがぶ
飲む。その後はルトラックに乗ってソフィテルマエヴァへ行き、

チェックイン。エアコンの効いた部屋で休憩したら、カルフールへ。

買出しはつづくのであった・・・。
夜は、旅行会社で働いているNちゃんとだんな様、かわいい娘さんと
一緒に中華料理のお店で食事。Nちゃんは以前ランギのホテルで
働いていたのだが、久しぶりにそれも偶然に町で出会えて、
こうして一緒に食事できて、うれしかった。

最終日の今日は、朝からまたしてもカルフールへ。

出発ぎりぎりに肉などの生ものを買い、小さなクーラーボックスに
つめこむ。アルコールも忘れない。ワインをたくさん買って行きたいところ
だけど、いったんあけたら1日か2日で飲み終わってしまうのだ。
もっと長持ちするものにしようと決めていたので、夫のためにパスティス、

私用にラムを1本ずつ購入。それにしても高い。バカルディ700mlが

4千円近くするんですよ!!
野菜コーナーにも、新鮮な生野菜が山のように積まれている。
そういえば、ここしばらくランギには野菜が入ってこなかったなあ・・・。
と、やおらニンジンの山に手を伸ばして、これくらいなら持って帰れる
だろうという、重さにして1キロ弱を袋につめる。そのままほかの食料品と
一緒にカートの載せてレジまで持っていったら、「これ計った?」と聞かれ
てしまった。「え? 計るの?知らなかった・・・」おいおい、ここはランギの
村の食料品店とは違うのだよ。そのままレジへ持っていって、横の秤に
載せて終わり!というわけにはいかない。
もう一度遠く離れた野菜コーナーへ引き返して、いくつもある秤の前で
待機しているおばちゃんに渡して、シールを貼ってもらう。うーーん、
そうか、こうすべきだったか。ランギで買ったら300CFPくらいするかな
という量のニンジンが、タヒチ島ではいくらだったと思いますか?

なんと72CFP。ニュージーランド産と書かれたニンジン、本国では

いくらで売られているのだろう。
ホテルから空港までは、Nちゃんが外出したついでだと言って、
車で送ってくれた。感謝!!今度はランギへ遊びに来てね。

1月24日(金)

大潮なのか何なのか、海水位が上がっている。ふだんは海水が流れ込んで来ず、乾いて植物が

はえているちいさな水路にも、外洋からどっと水が流れこんで、場所によっては橋を超えてしまい

そうな勢いだ。蒸し暑い日々も続いているし、なんだかおかしい。

今朝はまだ暗いうちにものすごい豪雨が降って、すわサイクロンかとこわくなったが、その後は

曇り空となり、涼しくなっている。ダイビング雑誌とトラベルマガジン(タヒチ特集)の取材チームが

来ているのに気の毒で、住人としては申し訳ないような気持ちにさえなる。

ご近所のヴェロニク&アレックスの家で飼われている豚が、とてつもなく巨大になって、近隣の住人を

恐怖のどん底におとしいれている・・・というのは冗談にしても、誰が見ても目を見張るほど、

大きくなってしまった。たまにお客人が遊びに来ると、裏庭に案内して「ホラあれ」と指差す。すると

「え!!」とみんな絶句する。いままでこのページにも書かないでいたのだが(なぜに??)、

書かずにはいられなくなった。おととしのクリスマスプレゼントに、モーレアに住むお姉さんから贈られた

というかわいい子豚。茶色い体に、黒い斑点がある。

リオネルと名づけられた彼は、ヴェロニクの愛情を一身に浴びて順調に成長し、

いまやたくましいタヒチアン、アレックスの手にも負えないまでに育ったのだった。昔は「うりぼう!」なんて

呼んで、かわいかったんだけどなあ。ブヒブヒと愛らしい声で鳴いているのもつかの間、夕暮れになると、

キングギドラそっくりの声が、背の高い椰子の木をゆらして、とどろきわたるようになった。身の危険を

感じるんです、本能的に。

昨日の夕方、なんだかリオネルが騒がしいのでウルの木ごしに見ていたら、あばれてもがいて電信柱に

からまっていた。椰子の木と電信柱の間に太いロープを渡して、そこに滑車をつけて、ある程度自由に

動けるようになっているのだけれど、電信柱の周りを2回転くらいして、身動きがとれなくなっているようだ。

それを見て、私はまた騒ぎ出す。「どうしよう電信柱が倒れたら。火花は散るし停電はするし」

夫は「電信柱ってやつは頑丈でしっかり立ててあるから、大丈夫」と言うけれど、私は気が気でない。

ややあって、うちのすぐ横で、犬の吠え声と、異様な叫び声が聞こえた。あわてて外を見ると、

リオネルが道路へ向かって走り出し、それをアレックスが追いかけて、取り押さえようとしている。

うわあ大変だ。夫は思わず外へ飛び出して、助っ人に駆けつけようとしたが、なんとかアレックスは

リオネルをつかまえた模様。やっぱり電信柱は丈夫だった。ロープのほうがぶっつりと切れたらしい。

かなり前からアレックスは、早く食べようそのうち味が落ちると言っているらしいのだけど、

ヴェロニクのほうはいまひとつ乗り気でない。なにせ名前までつけて、かわいがってきたんだものね・・・。

ちゃんと去勢手術までして。(そうでないと雄豚はひじょうに危ないらしい)

ここまで来たら、もう食べないわけにはいくまい。3月がアレックスの誕生日だというし、ヴェロニクたちの
知り合いは、(私たちももちろん)ひそかに舌なめずりしている・・・。

1月20日(月)

忙しい1日だった。豪華クルーザーがランギロアへ入港して、大勢の観光客が島に上陸したのだ。

ほとんどがアメリカ人。総勢何名くらいになったのか、計算している暇もないくらい、ピストン輸送で

次から次にお客さんがゴーギャンパールに着いては帰り・・・。普段は日本人の旅行者の方だけを

ご案内している私も借り出されて、てんてこまいの半日だった。

得意とは決して言えない英語でお客様のお相手をし、ほかのスタッフとはフランス語で話し・・・

普段使っていない部分を働かしたから、脳みそが捻転しそうだった。たいして話せもしないのに

こんなことを言うのも恥ずかしいのだが、英語とフランス語では、アクセントと発音がかなり違うので、

口と舌がつりそうになってしまった。家に帰ってからも、ドナルドダックのような米語のフレーズが

頭の中でガンガン鳴るし、夜は、フランス語を必死になってしゃべる夢を見てうなされた。

まだまだ修行が足りないのう。

お客さんたちは、リッチな船旅に出られるだけあって、年齢も私の親くらいの人たちばかり。

あるおじいさんからは、「イアリングがほしいんじゃ。選んでくれ」と言われて選んであげたら喜んで

くれて、「わしはオーストラリアから来た。今、97歳。もうすぐ100歳じゃ」とおっしゃって、びっくり仰天。

トラックの荷台に乗って、お帰りになりました! そのほかにも、上品そうなご夫妻からは、子供たちと

そのツレアイおよび孫たちがずらり勢ぞろいの家族写真も見せてもらって、感動。子供6人に、孫が

13人いるのだそうだ。うーんやっぱりアメリカはスケールが違う。(?)

なんだか人あたりしてしまって、シャワーを浴びたら午後は爆睡してしまったのだが、おもしろかった。

100万円もする大粒のネックレスをお買い上げになった方もあり、ドキドキしちゃいました。

また来週も来るのか・・・。

1月11日(土)
3年越しでメールだけでやりとりをして来たSさんが、だんな様と一緒に初めてランギロアへ
いらっしゃった。
空港へお出迎えに行って、感激の対面。お天気もよくなってきているし、
うれしい。お土産に地元のワインを持ってきてくださった。
栃木県足利のワイン。日本でもこんな味のワインが作れるのかと、
ちょっとおどろいた。しっかりしていて、ぶどうの味がちゃんとする。
赤身のお肉に合いそう。
1月8日(水)
ひょんなことから、サーブル・ローズ(ピンクサンドビーチ)へ行くことになり、行ってきた。
数年ぶりに訪れたのだけれど、やっぱりきれいだった。不思議な空間だ。
ボートで片道1時間半はたしかに長いけれど、大きなランギロア環礁の東の果て。
朝早く出発したので、人は誰もいなくて、砂の上には足跡ひとつない。思わず息を止めて、
周りの風景に見入った。このピンク色の砂洲の上で夜を明かしたら、どんなだろう?

ほんとはもっと濃い砂の色。夫のカメラではちゃんと撮れていますのでそちらをご期待ください。

1月7日(火)
朝から雨、雨、雨。ときおり強く吹き付けて、私など「寒い」と感じる。それでも気温は26度ある
のだが・・・。おとといの収穫は、マヒマヒ3匹だった。マヒマヒは、くせがなくていろんな味付けに
料理しやすい魚なので、とてもうれしい。
アメリカの映画監督、トニー・スコット氏夫妻がランギロアに滞在していて、今日はゴーギャン
パールに来ることになっている。名前を聞いてもわからなかったのだが、「トップガン」の監督
なのだそうだ。リドリー・スコット氏なら知ってるんだけど。。と思いながらインターネットで検索したら、
リドリーさんの弟がトニーさんなのだということが判明した。キャロリーヌの店にも奥様がいらしたそうで、
「たくさん買ってくれた」と喜んでいた。せまい島だから、有名人が来たりするとあっという間にうわさが
広がる。真珠もたくさん買ってくれますように。それから今度は、トム・クルーズがランギロアに来ます
ように。
寒いから、今夜はてんぷらうどんにしようっと。
1月5日(日)
晴天。青空がすっきりきれい。
ゆうべは、NHKラジオに電話で生出演するため、11時まで寝ないでがんばった。いつもは9時ごろに
ベッドに入るわがやなのだ。今か今かと電話の前で待機してるものだから、主役(?)の夫ばかりでなく
私まで緊張してしまった。無事終了して即、就寝。
少し前からメールでやりとりして旅のご相談に乗っていたHさんご夫妻が、昨日到着。Tuanakeに
泊まっている。「NAOKOさんのホームページを見なかったら、ここには来ていませんでした」と言われて、
うれしいのとこわいのと半々。期待通りに満足してもらえるだろうか?
今日はFさんご夫妻がトローリングへ出るので、夫も一緒に行くことになった。久しぶりにマグロの刺身が
食べられると、ひそかに期待している。うまく行ったら、カジキマグロ・・・。スポーツフィッシングのサービス
をやっているのは、ご近所のフランス人。昨日の夕方に行ったらちょうど帰ってきたところで、その日の
収穫は55キロのロウニンアジ(たぶん)だった。

NHKラジオが終わったと思ったら、今度は文化放送。1月21日火曜日、午後1時ごろより(日本時間)。
吉田照美さんの「やる気まんまん」という番組の中で、海外のカルチャーギャップというコーナーがあるの
だそうだ。このサイトを見てくださった放送作家の方が「面白いことがいっぱい書いてあったのでぜひ」と、
メールをくださった。このページのことかしら??きゃー!ラジオで日本全国に声が流れるなんて、
考えただけでも窒息しそうなシャイな私は、夫に代打を頼みました。
平日の昼間だから聞きやすい時間帯ではないのですが、よかったら聞いてくださいまし。



1月1日(水)
Bonne annee(ボナネ)!! あけましておめでとうございます。
みなさま今年もどうぞよろしくお願いします。

大晦日は、わがやでしっぽりと(?)、ジゴ(子羊の腿肉)にたっぷりと
香草をふりかけてからオーブンでじっくり焼いて、ビールと沖縄泡盛の古酒
とともに。泡盛はもちろんブルードルフィンズの佐藤さんからのお土産。
その後3人でキアオラへ繰り出し、カクテルを飲みながらカウントダウン
(北海道からいらしたDさん、ごちそうさまでした)。
今年の花火は、すごく空高く打ちあがって、色も形も華やかでゴージャス
だった。この花火のように、私の新たな1年もすばらしいものになります
ように・・・。家に帰ってベッドに入ったのは、午前2時ごろ。
夫はそのまま寝ずに初日の出まで待機していた。



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