Le Vent d'Est

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3月31日(日)
修羅場と呼ぼうか疾風怒濤と呼ぼうか、目の回るような5日間が終わった。夫と2人、睡眠不足でぼーっとする頭で、とりあえずの充実感をかみしめている。と思うまもなく、私はあと6時間ほどするとタヒチ島へと発たなくてはならない。おそろしいことに、まだ何も支度をしていないのだ。このページの更新なんてしている場合じゃないんです。それにしてもいつまでこの暑さは続くのだろう。いつもならそろそろ乾季のさわやかさがやってくるころなのに・・・。ま、いずれにしても私は春爛漫の日本へ行く! 東京近辺では、散りかけの桜くらいは見られるだろうか? 4月17日ごろにはランギへ戻る予定ですので、しばらくこのページの更新はお休みします。メールは、魚の目太郎がおりますので、いつでもお寄せください。
では、行ってまいりま〜す! 桜情報ありがとうございました!

3月21日(木)
東京近辺の桜が早くも満開だと聞いて、がっくり来ている私だ。せっかく貯金をはたいて、桜を見に日本へ行くことにしたというのに・・。もうちょっと早く旅立てればよかったのだが、滞在ビザ申請が微妙なところだったし、月末にはひと仕事あるためランギを留守にはできない。この仕事を成功させなくては、日本で遊ぶための軍資金も出やしない。とにもかくにも、実に10年ぶりの桜なんですよ! インターネットで毎日桜開花状況をチェックしているのだが、4月の頭には東京の桜が葉桜となっているだろうことは確実だ。北か山のほうへ行くしかなさそうだが、こうなったら意地でも見てくるぞと鼻息を荒くしている。4月前半に見頃になる場所で、できたら温泉なんて近くにあるところを、もしご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてくださいませませませ!!
今朝ポセイドンの散歩をしていたら、ご近所さんちの前のティアレの木が、珍しい花をつけていた。花びらが8枚もあるのだ。花というのは、花びらの枚数は決まっているかと思っていたが、そうではないらしく、ティアレの場合だと5枚・6枚・7枚・8枚とある。7枚が標準タイプで、見た目も均整がとれてきれいだ。

3月20日(水)
少しばかり雲はあるけれど、まずまずの天気。昨日着いた友人ご一家が(初めてのランギ!)、キアオラソヴァージュへ向かうのだ。ガンガンのピーカンよりも、これくらいのほうがちょうどよい。この天気が続きますように! しかし、大潮なのか海水位が上がってきている。家の中にいても、外洋から波が砕ける大きな音がきこえてくる。

バナニエが、期待したほどたくさん実をつけず、あとは実ったバナナを大きく育てるばかりという様子になった。バカ殿様の髷のようにびよよーんと伸びた花の部分を、切り取る。こうすれば、栄養分が実に集中してバナナが大きくなるのだと、友人が教えてくれた。はやく大きくなーれ!

夜は、ライララゴンに泊まっている一人旅の女性Sさんを拙宅にお招きして、夕ご飯を一緒に食べる。メニューは、骨付きチキンのローストと、ポテトサラダ、それから夫特製のコールスローサラダ。Sさんは、タヒチ3度目で、出発前にメールをくださった。事情があって会社を退職されたのを機会に、長期の旅行に出ることにしたそう。ランギ10泊、その後はマウピティ、モーレア、最後にイースター島。毎日ダイビングをされていて、今日はマンタ5枚と遭遇したそうだ。できたら私も彼女と一緒にマウピティへ行きたかったのだが、日本への一時帰国が急に決まってしまったので、残念ながらあきらめた。
食後は、ダンスを見にキアオラへ。バーでぼんやりと飲み物を飲みながら、観賞。以前よりもバラエティに富んでいて、楽しい。

3月16日(土)
雨。ときおり強風をともなって雨が横なぐりに吹き付けて、椰子の木が大きくしなる。水不足は解消されるけれど、いやな天気だ。
ゴーギャンパールでの仕事を辞めてから、1週間とちょっとが過ぎた。毎日決まった時間に仕事へでかけずに、自分のペースで家事や雑用を片付けるという生活にも慣れてきた。今まで、日本にいたときは会社勤めだったし、ここへ来てからも、基本的には社員として月169時間拘束されてお給料をいただいていた。それが自分で何かしないことには、一銭にもならないのが現在私が置かれている状況だ。私が家で好きなことだけやっていられるほど、夫が身を置く黒真珠業界は景気良くない。家事や庭そうじがお金を作らないのはもちろんのこと、今後のステップとなる可能性を持った作業だって、すぐには収入にならない。そのくせ、なんだか妙に忙しいのだ。朝5時過ぎに起きて、夫が帰ってくるのが午後2時半ごろ。一日があっという間に過ぎていく・・・。
「貧乏暇なし」とは、よく言ったものだ。誰が作った言葉か知らないが、なかなか言い得て妙だ。今の私がまさにそれ。・・・などと感心している場合ではないんですけどね。有閑マダムへの道は、けわしい。おそらくは一生経験せずに終わるのだろうなあ。

3月13日(水)
朝から曇っていて、涼しい。ゆうべは久しぶりにダウンケットにすっぽりくるまって眠ったほどだ。
6時過ぎに夫を見送ったあと、突然頭の上の蛍光灯が消えた。停電だ。電気が来なくなってしまうと、とたんにやることがなくなる。キッチンの洗い物はできないし(ポンプが動かない)、洗濯機ももちろん仕掛けられない。パソコンも駄目、シャワーも浴びられない。おまけにまだ薄暗い。今ごろELECTRAのお兄さんが発電所へ駆けつけていることだろう。これ幸いと、ベッドの上でごろごろする。こんな涼しさは、何週間ぶりだろう。涼しくなると、ここぞとばかりに暑さ負けした分をとりもどそうとして体が休もうとするらしく(?)、眠気がおそってくる。雷の音も遠くから聞こえてきた。雨が来るに違いない。旅行者の方には気の毒だけど、住人にとっては「やれやれ、助かるなあ」といったところなのです。

それはそうと、今月8日に発売になった雑誌「ダイビングワールド」を見ました! というメールを何通かいただきました(私たちはまだ現物を見ていないのですが)。1月中に取材にいらしていた編集長さんとカメラマンのSammyさんと、私たちもキアオラで撮影をしていたときに、偶然知り合ったのでした。こんなところに私達夫婦が住むようになったのも、思い起こせばダイビングが縁だったなあ・・・。日本に住んでいた当時は、写真がきれいなので好きでよく買っていたダイビング雑誌だったけれど、それが今ではペンション情報を掲載させていただいたりしているのだから、なんだか不思議な感じがする。

3月8日(金)
暑いよお〜。今年になってからのこの暑さは、異常ではないだろうか? 友人に言ったら、「いつもこんなだよ」とさらっと返されてしまったけれど、会う人会う人みんな「暑い暑い」と言っている。海水温だってかなり上がっているようだ。なにしろ日差しが強すぎて、葉が黄色くなってしまっているココティエ(椰子の木)を最近見るようになった。タヒチアンたちは「サイクロンが来るサイクロンが来る」と、半分おもしろがって言っている。毎年そんなこと言ってんじゃないの〜? この暑さでも食欲が衰えないのは自分でもすごいなと思う。が、今病気でもしようものなら、この暑さの中さぞかしつらいだろうな・・・。
真珠核入れの仕事をやめてから、パソコンを使ったデスクワークが増えてきた。書斎にしている小部屋は東向きで、午前7時ごろから夕方まで灼熱地獄になるため、きゅうきょ移動。
家の中でも比較的風通しが良く、直射日光の当たらない居間の一角に、デスクや書類棚を設置した。さあ おシゴトですよ〜!今ほしいもの。モニターの大きなデスクトップパソコン一式と、冷房。

小学校の椅子みたいなのがさびしい。・・

3月6日(水)
今日から夫は仕事始め。5時過ぎに起床、6時15分に家を出て行った。ポセイドンと私はお留守番。あこがれの、優雅な有閑マダムの生活が始まった。・・・といいたいところだが、現実は甘くないのだ。ふう。黒真珠業界もご多分に漏れず不況の嵐が吹き荒れている。私が真珠核入れの仕事を去年いっぱいで辞めることにしたのは、体がきついことと(一日中の座り仕事プラスあれでけっこう力仕事なんです)、かねてからやりたいと思っていたことに専念したいため。それにしても、あの仕事もなんだかんだ言いながらも、丸9年間続けた。お疲れさまと自分に言ってあげよう。ひとり家に残った私を、ポセイドンが物問いたげな顔で見つめている。

3月3日(日)
今日もピーカン。青空も雲も椰子の葉も、ブーゲンビリアのピンクもハイビスカスの赤もティアレの白も、目を射るようにまぶしく光っている。庭を闊歩する雄鶏の飾り羽根もつやつやと光る。何もかもが太陽の光を受けて、あふれる生命を謳歌しているようだ。発見! 裏庭のバナニエ(バナナの木のこと。ご存知ない方はこちらをご覧ください。)がまたしても大きな花を重たげにぶらさげて、かわいいバナナを実らせている。もう何回も見ているのに、そのたびにとりつかれたようにカメラを向けてしまう。バナナの花には、妖しい魅力がある・・。

午後3時過ぎ、小説(宮部みゆきさんの「模倣犯」)を読みふけっている夫を置いて、ひとりで海へ。ラグーンは穏やかで、ほとんど波がない。上からのぞきこむと、透明な海の中が良く見えて、サンゴや魚たちがゆらゆらと涼しげに揺れている。この透明度ならば、マスクをつけて散歩しない手はないと思い直して、3点セットをとりにもう一度家へ戻る。海の水は、温かくやわらかい。陸から見たときにはかなり透明だと思った海の中も、マスクをつけて見ると、プランクトンなどがかなり漂っていて、それほどクリアーではない。が、明るい水色の海の中には平和な安らぎがあって、眺めているだけで心地よい。しかし、陸に近いところにあるサンゴたちは、死んでいるものが多い。抜け殻となって岩のようになったサンゴのかたまりに、まだ小ぶりな枝サンゴがくっついて、その回りをルリスズメなどと鮮やかな小魚が群れている。チョウチョウウオも、何種類か姿を見せる。背中が真っ黒になるのもいやなので、30分ちょっとで陸に上がる。波打ち際のサンゴのくぼみに小さなタイドプールができていて、稚魚たちがたくさん泳いでいる。シマハギやロクセンスズメダイの赤ちゃんたち・・・大きさは頭から尾びれまで3センチくらいだろうか。見ているうちに、顔がにやけてしまった。

3月1日(金)
晴れ。朝のうち、ほんの軽いスコールがあっただけで、その分余計に蒸し暑くなった。入道雲の白がまぶしい。昨日は、お腹をこわして一日具合が悪かった。1食ぬいてお腹を休め、夜も早々に床についたら、今朝にはうそのように元気になった。そうかと思うと、今日は夫が調子悪い。これはもしかしたら、アレのせい・・? おととい車でパイナップルを売りにきた人がいて、6個1000フランで購入。甘いにおいをふりまくパイナップルに狂喜して、さっそくザクザクと包丁で輪切りにして、がつがつと食べた私だった。その翌日、お腹をこわしたのだ。そして昨日は、お昼を食べないという私を横目に、夫がパイナップルをパクパク。この果物は、繊維質が豊富だというから、効きすぎてしまったのかもしれない。確かに、かなりきつかったけれど、宿便すっきり・・・??
午後は、暑さで熱がこもった体を冷やすために海へ。水着に着替え始めたら、ポセイドンがにこにこして、大きな伸びをして、自分も出かけるんだ! という風情。あんたはご主人様と留守番だよ!と言い聞かせて、プラスチックシューズに履き替えて、海へ。体が冷えて、気持ちいい・・・

またひとつ庭に穴が増えた・・・はまりこんで昼寝
今日は、ようやく滞在ビザ申請の書類がそろって、バカンスのためタヒチ島へ発つマネージャーのフィリップに託した。最悪間に合わなければ、11日のフライトで日本へ一時帰国しなければならないところだった。といってもまだ安心はできないのだけれど、おそらく大丈夫だろう。心配の種が消えたということで、のびのびになっていたティケハウ行きを決めよう! とエアタヒチの空席を確認したら、満席・・・。で、今回は断念した。ああ、私のバカンスが・・・
夫のゴーギャンパールでの仕事が6日から始まるので、当分2泊以上の旅は無理だろう。

2月22日(金)
夕方のフライトでタヒチ島へ行く友人を見送るために、空港へ。彼女は、日本人のEさん。タヒチアンの彼氏と遠距離恋愛をしていて、年に数回彼と会うためにタヒチへ来るのだ。彼は英語の教師なのだが、今年からランギロアのコレージュでの勤務になり、それで彼女も今回初めてランギへ来たのだった。去年の11月から、彼の実家があるタヒチ島での滞在をはさんで約3ヶ月。トゥアモトゥ暮らしでずいぶんもまれたことだろう。ここでの生活のことなど、この私たちがタヒチアンの彼にアドバイスしたりしているのだから、私も夫もすっかりパウモトゥになったといっていいのかもしれない。(ちょっと複雑な心境)
滞在中はよく一緒に遊んでもらったので、いなくなってしまうと少しさびしい。彼女の置き土産に、日本の流行歌(?)のMDがあり、思わず聴きこんでしまった。Chemistryという男性2人組と、My little loverという女性ボ−カル。(知らないものだからこんな風におそるおそる書いているけど、日本の人から見ると、おかしいんでしょうね)Chemistryは、聞き覚えのある曲が何曲もあり、歌もうまい。あ、この曲この間日本に里帰りしたときによくかかってた!! チャゲ&飛鳥じゃなかったんだ〜なんて、真剣に思った私でした。日本の最新ポップスには興味津々!

2月21日(木)
夕食を終えて、午後8時半。まだ暑い。テラスの温度計を見たら、29度もある。昼間も35度くらいまで上がり、殺人的に暑かった。ここ数日の暑さは、本当にこたえる。いくら昼間暑くても、夕方になれば涼しい風が吹いて夜は寝られたのに、日中の熱が空気中にこもっているようだ。まいった。
村で知り合いと会うと、「暑いね」とあいさつするのが日常になっている。一日に何回「あっつうー」と言っているだろう?ポセイドンと一緒に、海に入って体を冷やすのもこのところの日課になりつつある。帽子をかぶって首まで海につかり、ぷかぷかと漂う。30分くらいつかったあとは、シャワーを浴びて、扇風機の風にあたりながらテラスのなるだけ涼しい場所でうとうと。やっとの思いでパソコンに向かって仕事の原稿を少し書き、休憩してはまた少し書き・・・。パソコンと自分と、どちらが先にフリーズするか。エアコンがほしい。

2月16日(土)

朝から曇って、時々雨がぱらつく。少し肌寒い。今日は、日本からいらしたカップルの方が、お友達に囲まれて、ピンクサンドビーチで人前結婚式をあげることになっている。夫は、ひょんなことからそのビデオ撮影をすることになり、昼ごろからでかけていった。海は少し波立っているし、船はけっこう揺れて、寒いに違いない。新郎新婦やほかのみなさんも、風邪をひいたりしないといいけれど・・・。
船をチャーターしてのピンクサンドビーチ。誰もいないピンク色の砂洲で、ロマンティックなウェディングとなるだろう。お天気がよくなりますように。

*このウェディングセレモニーは、新郎新婦とそのお友達6人の企画およびホテルキアオラの協力(ボートチャーター、花のレイ・クラウン・フラワーシャワーの準備等)により行われました。

おめでとうございます!いつまでもお幸せに・・・

2月15日(金)
今日もいい天気で、暑かった。一日に何度もシャワーを浴びないと、乾いた汗が膜となって皮膚をおおい、余計に暑くなる。ここでやたらと香りのヴァリエーション豊かなジェル・ドゥーシュ(シャワージェル)が売られているそのわけを身を持って納得している、今日この頃だ。カラダがくさくなるのよ〜〜っ

2月14日(木)
楽園写真家の三好和義さんがランギロアをあとにされるので、お見送りに空港へ。三好さんの写真が表紙になっている日本の雑誌を持っていって、サインしてもらってしまった。ミーハーなことよ。
キアオラ・ソヴァージュを気に入られたようで、「夜あんなに真っ暗になるところはほかにない」とおっしゃっていた。

三好先生、手を振ってくださいました!
これが家宝のサイン本!

2月10日(日)
やったーー!! 新生Navenave Rangiroaが完成した!!2月に入ってからというもの、殺人的な暑さの中がんばった甲斐があった。全データをFTP転送するのに、1時間以上かかったけれど、終了してはじめてアクセスしたときには、感無量。夫など「娘を嫁に出す気分とでもいうのかなあ」と言っていた。
みなさま、新しいNavenaveをどうぞよろしくお願いいたします。

2月4日(月)
いやになるくらいの晴天が続いていたけれど、今日あたりからまたはっきりしない天気になりそうだ。朝から晴れて蒸し暑かったと思うと、曇って肌寒くなり、小雨がぱらつく。寒いから上着をはおって長ズボンにはきかえたと思うと、太陽が顔を出して蒸し暑くなり、また短パン・タンクトップに着替える・・・その繰り返しで、忙しい。
イルカの撮影をしようと、朝7時過ぎにティプタパスへ行ったが、波はまだ来ていないようで、イルカの姿はなかった。今の時期はもう少しあとだろうか。村の郵便局へ、友人へのバースデープレゼントを送るために行ったら、「TNSの申し込みをしてたよね」と郵便局のおじさん。「え、届いたの?!」ひゃあ〜。申し込んだのが去年の8月、そのときは冗談半分で「いつ来るかな?来年?」などとおじさんと笑いあっていたのだったが、まさか本当に年が明けてしまうとは・・・。 これだから、タヒチ暮らしはやめられませんね。

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