| 5月22日(水)
おお神さま、ありがとう!! 奇跡が起きた。
「フィガロ・ジャポン」の取材2日目。キアオラソヴァージュの取材・撮影がメインとなっていた。それなのに、朝起きたらラグーンは時ならぬ季節風のせいで白波が立ち、雨がざあざあ降っているではないか。夫に車でキアオラまで送ってもらい、7時まえからレセプション奥のサロンに待機する。雨はいっこうにやまない。が、私の経験からいえば、8時を過ぎたあたりから、少しは天気が良くなるはずなのだが・・・。
時おりうろうろしながら、ホテルマネージャーやアクティビティデスクの人、貝殻を売っているおばちゃんたちに意見をうかがう。「ソヴァージュへ行くの」みんな、気の毒そうな表情で、首を左右に振る。どうしたものか・・・。Kさんと打ち合わせをする。彼女も決めかねている。「ソヴァージュ、行きたいでしょ?」と言ってみたり、「船 揺れるのいやでしょ」と言ってみたり。ホテルに残ってお部屋の撮影をするか、それとも晴れ間がでるほうに賭けてソヴァージュへ行くか。船が出る30分前まで迷い、「ソヴァージュ行こうか!」と決まる。私としても、大好きなランギロア、空港のある島だけでなく、ぜひとも船でモトゥへ行ってほしかった。あとは、お天気だけ・・・。神様、力を貸してください・・・などと、柄にもなく船の上でお祈りしていた。頭の上には真っ黒な雲、ソヴァージュが待つ行く手の空にも、どんよりとした灰色の雲がいすわっている。ところが、ソヴァージュまであと30分くらいというあたりから、行く手に青い空がのぞきはじめた。これはいけるかもしれない・・・。このときばかりは、真剣にお祈りしましたよ。船が着く頃には、太陽も顔を出して、気温はかなり上がっていた。海の色も、きれいに出ている。やった!
はしけが私たちに向かってきた。今日のシフトは、ミシェル。船で到着した私を見るや、「Minaさ〜〜ん!」とハイテンションで呼びかけてくる。それはダンナの名前だって。しかたない、ミナって、女の名前だもんね。訂正しないでほうっておく。
さあ、雨雲が来ないうちに、撮影!! カメラマンのOさんががんばっている間に、Kさんと私は、ミシェルにインタビュー。ミシェルってば、なんだか知らないけどすごくハイになっている。ソヴァージュにいる間はずっとこうなのか。ちょこまかとよく動くし。これでもう孫がいるおじいちゃんだとは。
ラッキーなことに、私たちがソヴァージュにいる間中、太陽は隠れなかった。帰りの船に乗り込んで、村が近づいてくると、雨が降り出した。
12時半ごろホテルに着き、急いでチェックアウト。お昼をゆっくり食べている時間はない。手配しておいたタクシーに乗って、オセアン・パッションのキャロリーヌのアトリエへ。
すべてが終了し、早めに空港へ移動。カメラマンのOさんはお昼抜きで撮影されていたので、買っておいたカスクルート(フランスパンのサンドイッチ)を空港のスナックで食べる。お2人は、パペーテで乗り継いで今日のうちにモーレアへ渡ることになっている。モーレアに到着する頃には、日が暮れているだろう。お疲れ様です。「これから一緒にモーレア行こうよ。でも旦那さんにおこられちゃうかな」とKさん。うっ、行きたい・・・!! ダンナはおこらないに決まってる。(ホントか)一緒に行くなんてアイディア、思いもよらなかった。任務を遂行することしかずっと頭になくて。ひとりでは他の島へ行ってもつまらないけど、Kさんたちとなら、お仕事のお邪魔をしないよう気をつければ、すごく楽しそう。旅行の支度をしておけば良かった。
今後の私の課題は、運転免許をとること。こんなことなら、学生のうちに教習所通いをしておけばよかった。Oさんが「温泉つき1週間合宿免許ってあるよ」とおっしゃる。今度行こうかな、温泉、いえ合宿免許。
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