Le Vent d'Est

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12月30日(月)
明日は大晦日。なつかしくもなまぬるいランギの空気にぼーっとなっていて、忘れていた。早いもので、ついこの間「2000年問題がどうの」と言っていたのに、もう2003年を迎えるのか。今年1年は、なんだかよくわからないまま夢中でがんばっているうちに過ぎてしまったようだ。今日はたまった洗濯物を一気に片付けた。雲ひとつないすっきりした晴天で、干した端からどんどん乾く。ラグーンの青も、こわいほどきれいだ。自然界にこんな青が存在するとは・・・。

考えてみると、ここは世界でも年の明けるのが遅い地域。ええと、日本はいまごろ、大晦日のお昼前か・・・。紅白を見て除夜の鐘を聞いて初詣・・・というお正月をもう何年していないだろう? 日本のみなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。そして来年もNavenaveをよろしくお願いします。今年も本当にたくさんの方にお世話になりました。

ところでお知らせです。新年早々、夫がラジオに出演する予定です。NHK第一放送「地球ラジオ」1月5日日曜日、午後6時ごろより。3〜4分の短い時間ですが、お暇な方は聞いていただけるとうれしいです。笑わないでね。(生放送です)

12月29日(日)
ランギのわがやへと帰ってきた。年の瀬のあわただしさとは無縁の静かな雰囲気がただよっていて、ほっとする。昨日の午前中に成田から到着して、本当はその日のうちにランギへ戻りたかったのだが、国内線がいっぱいのため、パペーテで1泊。エアコンの効いたホテルの部屋で、爆睡してしまった。今回の荷物は、手荷物を別にすると70キロ。ラッキーなことに、国内線の超過料金をとられずにすんだ。20キロもオーバーしているのに・・・。「カドーノエル(クリスマスプレゼント)だね!」とにっこり、カウンターのお兄ちゃんに愛想をふりまく。重くて小さいものを手荷物にしたので、機内に持ち込んだバッグの重さは、20キロくらいあったかしらん・・・。
プリンタもよみがえって、こらからどんどん活躍してもらわなくちゃ!!

帰ってくるとあちこちに知り合いがいて、「Joyeux Noel!(ジョワイユノエル)」と言いながらごあいさつ。日本では、25日まではクリスマスモードが炸裂(?)するけれど、25日を過ぎると、幕をおろしたようにツリーやらイルミネーションやらが街やショップから姿を消すので、驚く。昨日まではあんなにジングルベルの歌声が鳴っていたのに・・・。
こちらでは少なくとも新年まではクリスマスが続く。わがやのツリーもまだまだにぎにぎしく光っております! 

荷物をとりあえず片付けたら、ぼうぼうに伸びた庭の草刈。さっぱりした気分で新年を迎えなくちゃね。

 

のんだくれのサンタさん・・・?
12月6日(金)
日本への出発が近づいてくると、一日に何回もasahi.comの「東京の天気」を見に行く。さっき見たら、5とか1とかというひとけたの数字がならんでいる・・・。こ、これは何? 私たちが成田に到着する日の、予想最高気温と最低気温だ・・・。見ただけでもう風邪ひいた気になっちゃった。数日前なんか、18℃っていう数字があったのにぃ〜。おまけに雨になるらしい。ああ・・・。
でも乾燥しているよりいいかも?! 冬の日本に着いて外気に触れたとたん、お肌がミイラのようにしわしわごわごわになっていく私たちなのだ・・・。
パソコンのデータ騒動で、ご親切なメールを何通かいただきました。ありがとうざいます。また、防寒対策も良きアドバイスをいただきました。ユニクロで千円のフリース買います・・・。空港にユニクロが入っていればいいのに。

今日で夫は仕事納め。今年1年、私の分までものすごく働いてくれました。感謝。そして明日は、彼のバースデー。タヒチ島の友人ご家族と、出発前にお食事することになっているから、シャンパン仕入れて乾杯! かな♪まったく、出発準備もしてないというのに、なぜだか日記をつけたくなる。ふだんはさぼっているくせに!
冬の日本で、お風呂とクリスマスイルミネーションと、納豆・豆腐(!)を堪能してきまーーす!

12月5日(木)
相変わらずのはっきりしない天気だ。家の中がじとっとして、不愉快。
いよいよあさって出発。荷造りもぜんぜんしていない。まだ仕事が残っている。やれやれ。

日本滞在中もメールの送受信は通常通りできますので、お問い合わせなど、いつでもメールください。
日本があまり寒くありませんように・・・。コートも持っていない私たちです・・・。

 

12月2日(月)
やっと太陽の光のある朝が来た。ここ数日、毎日毎日雨、雨、雨。洗濯物はたまるし家の中に引きこもりになってストレスはたまるしで、体がくさりそうになっていた。ポセイドンも喜んでいるみたい。この時期にばっちり当たってしまった旅行者の人は、かわいそう。でも「雨季だから・・・」って思わないでね。本来の雨季は、こんなんじゃありません。スコールがわーっと来たと思ったらピーカン!ていうのがほんまものの雨季なんですよ〜。
救いの神、プリンタがはるばる日本から到着!! よくぞここまで来てくれたと、思わず頬ずりしちゃう。ATNのMさん、ありがとう!!
昨日の日曜日は、さっそくフル稼働させて「ライロア便り」の写真をプリント。きれいだし速い! 今回の写真にはソヴァージュでのショットを入れました。ご購読してくださっているみなさん、お楽しみに!(ソヴァージュのショットは、第6号になります)

今週1週間で、夫は仕事納め。そして7日にはタヒチ島へ移動、夜中のフライトで成田へ向かう。またまたクリスマスの東京で、おのぼりさんしてきまっす!

奥にあるのが故障したプリンタ、
日本で修理してきます・・・
11月29日(金)

昨夜は一晩中、ものすごい量の雨が降っていた。音が大きくて、熟睡できなかったような気がする。それに、久々に手に入ったマグロに喜んで、にんにくとしょうがをたっぷり使ったサシミソースで食べたせいか、目が冴えてしまった。しょうがはローカルのものなのだが、とてもおいしく、その分きつい。すりおろしていると、指先が黄色く染まるほどだ。

プロバイダーの容量の件、やっと結論に達した。とりあえず今契約している日本のプロバイダーに10MBまでのサイトを持って、そこに一部を移動することにした。むか〜し問い合わせをしたときには、海外からFTP転送はできません!と言われたのだが、な〜んだちゃんとできるではないか。これでもう窮屈な思いをしなくてすむ! 写真もどんどんアップしていく予定ですので、どうぞお楽しみに!

11月27日(水)
夕方、またしてもアトスがポセイドンにケンカをしかけにやってきた。信じられない。この前負けたから、悔しくてしかたないのだろうか。キッチンで夕食の準備をしていたら、外からおじさんが「アトス、やめろ戻って来い」と叱る声が聞こえてきた。ああどうか来ませんように。下手に私や夫が出て行くと、ポセイドンがよけいに興奮するのは目に見えている。神に祈っているうちに、またしてもけたたましいケンカの声と、ゲートにぶつかる激しい金属音が聞こえたので、あわてて夫を呼んで、外へ飛び出した。

フェンスがあるからアトスは中へ入れないのだが、金網ごしにぶつかりあって、ゲートがずれて開きそうになっていた。危ない危ない。またしてもどさくさにまぎれて、仲の悪いメス2匹が横でケンカを始めている。やれやれまたか・・・。あれ?おじさん どうしたの? ぎえー、手から血がしたたっているではないの! おじさん、アトスに噛まれた? おじさんを噛んだのは、アトスでもなくポセイドンでもなく、仲の悪いメス2匹でもなく、ご近所のオス犬、オスカーだった。あーあ、かわいそうなおじさん・・・。と思いつつも、あんなことがついこの間あったばかりなのに、危ないアトスをつなぎもしないで野放しにしているのが悪い。私たちはあまり同情する気になれない・・・。

病院へ行って注射を打ってもらわなきゃと、ぼそぼそ言いながら、夕闇に消えていった。

11月26日(火)
あ〜〜暑い!! とうとう薄手のパレオ一枚になった私。涼しいけど、突然の来客があったら着替えなきゃだわ。クリスマスツリーの飾りつけは終わって、毎日夕暮れ時になって点灯するのが楽しい日課になっている。

バカンスが近づいてきて、なんだかやたらと忙しい。いつも休暇が近づいてくると、留守にしている間のポセイドンのことが気になって、うれしい一方ですごくストレスを感じるのだが、今回は大丈夫! ブルードルフィンズのヘルパーさん佐藤さんが、うちに住んでくれることになったのだ。これで泥棒の心配もないし、ポセイドンもさびしがらずにすむ。さとちゃん感謝!!

11月22日(金)
なつかしい戦友、Oさんがランギロアへ遊びに来てくれた。シャブリとオーストラリア・ワインを持って。それから、タヒチ島で仕入れてきてくれたお好み焼きの素各種とオタフクソース、ポン酢などなどまで! いそいそとホームディナーの準備。ひえーっ! 村に食べ物がほとんどない!! 予定していたメニューがぜんぜん作れないじゃないのッ。野菜もぜんぜんない!!仕方ないから、蒸し鶏のガーリックジンジャーオイルソースと、もやしトマトサラダごまだれ風味、それからベアトリスからテイクアウトしたポワソン・クリュ・シノワ。デザートは、マルキーズ産のメロン。Oさんのお連れの方とは初対面なのに、盛り上がる盛り上がる。ビールで乾杯のあと、赤ワインLichine Premier、それからお土産のChablis。げらげら笑いました。恵比寿の寄生虫博物館、今度ぜったい行こう!アニサキスのキーホルダーまだ売ってるかしら。

***お知らせ***

ようやくキアオラ・ソヴァージュ レポートをアップしました。ご意見ご感想お待ちしています!!

11月15日(金)
新聞の折り込み広告に、ノエル(クリスマス)用品のカタログが入り始めた。そろそろそんな季節。週末には、納戸からツリーやオーナメントを出してこよう。キリスト教徒ではない私たちだが、わくわくしてしまう。家のテラスにもいつものように、色とりどりの豆電球がついた電飾をつけよう。木にもつけられるやつがあるといいのにな。タヒチ島に行けば種類豊富なライトやオーナメントがあるのだが、この島にはほとんど入ってこない。去年は、タヒチ島でも買いのがしてしまい、日本へ一時帰国したときにトイザラスで買ってきたのだった。ウィークエンドの楽しみができた。♪

11月14日(木)

まったく犬のケンカというやつは・・・。

ポセイドンが隣の宿敵犬アトスと、大げんかをやらかした。私と夫が散歩から帰ってきたところを、襲われた。あいにくお隣のご主人は、留守。留守を預かっているフランス人のおじさんがいるのだが、アトスはこの人を飼い主だとは思っていない。言うことなんて聞きやしない。

うちの前でゲートをあけようとしたところ(このゲートとフェンスだって、もとはといえばポセイドンを守るために作ったのだ!)、あっという間にやってきて、うちのポンちゃんに襲いかかった。あとはもう、なんと惨状を説明したらいいのか、修羅場といおうか、阿鼻叫喚の渦といおうか・・・。近所のほかの犬までやってきて、ふだんから仲の悪いものどうし、ケンカを始めてしまった。オス同士、メス同士のケンカだ・・・。メス同士はギャンギャン声をたてながら耳やら足やらに噛みつき合っているが、ポセイドンとアトスは・・・。おおなんとおそろしい。こんな犬のケンカは見たことがない。口どうしをがぶっと噛みあって、離れないのだ。牙の先が目の中に入っているんじゃないか。ああどうしよう。歯と歯ががっぷりとかみあわさって、人間の手では引き離せない。第一危ない。口の中に赤い血が見える。あああ・・・。おそるおそる観察したところ、どうやらうちの犬が優勢のようで、ポセイドンがアトスの口を噛んでいる、といった状況だ。ポセイドンはリードでつながれて、それを夫がしっかり持って、なおかつ手にした大きな石でアトスの背中をここぞとばかりにガシガシなぐりつけ、アトス側のおじさんは、なんとかアトスを引き離そうとしている。ん?放さないのはうちの犬のほう?

私はしばらく何もできないで呆然と見守っていたが、アトスの横腹がこちらを向いたところで、思い切りおなかに蹴りを入れた。すると、あっけなく離れたのだが、おじさん、しっかりしてよー!! またやつが襲ってきたじゃないのッッ!! 私は足がガタガタと震え、血の気がひいて、倒れそうだった。ご近所の人がやってくる。たのもしいタヒチアン、アレックスだ! 彼がアトスの両耳をひっぱったら、あ〜ら不思議、嘘のようにアトスがおとなしくなって、そのまま耳の付け根あたりをつかまれたまんま、えーそうですね、ウサギを耳もって運ぶような具合で、それこそウサギのようにおとなしく、アレックスに運ばれていったのでした。またすぐに戻ってきたんですけどね。その頃にはうちもポセイドンを安全なフェンスの内側に入れていたから、あとは金網越しにウーウーうなりあっていた。ああ・・・。やはり駆けつけてきてくれたご近所さんが、「大丈夫? 舌が切れていなければ平気よ。見たところ、負けたのはあっちの方みたいよ」と声をかけてくれた。私は心臓がバクバクして、ろくに返事もできない。

その後のわがやの話題は、これ一色。もしまたこんな事態が起きたときは、どう対処するか。ホースで水をかけようとか、殺虫剤を顔に吹き付けてやろうとか、夫などは「背骨を砕いて半殺しにしてやる」とおそろしいことを言っているし。。。 しかしアトスはいつだって、ポセイドンのテリトリーにやってきてケンカをしかけるのだ。どんな目にあったとしても、文句は言えまい。うちは囲いの中で飼っていて、散歩に行くときだってちゃんとリードをつけている。

この2匹、ほうっておいたらたぶんどちらかが死ぬまで、ケンカをやめないと思う。
それからは、散歩に行くときは必ず太い鉄筋の棒をたずさえている夫だ。そんなものを使う機会が、どうか来ませんように。。。

11月9日(土)
ランギロア・ヘリコプター
が、とうとうスタートした。数日前に、ジェットレンジャー(ヘリコプターの機種名です)が空港にいるのを発見して、夫とふたり興奮していたのだ。特に夫はヘリコプター好きで、ラジコンのヘリに飽き足らず、一時は本物のライセンスを取りたいと言っていたほど。第1回目の(たぶん)お客様が、今朝8時過ぎに飛び立つのを、オーナーであるこの島在住の医師B氏のマダムと一緒に、見守った。4人乗りで、ひとり11,500フランとのこと。乗ってみたいッ!

11月8日(金)
11日月曜日が祭日なので、明日から夫は3連休になる。先週の3連休は遊びに行ってしまい、家の仕事をなにもできなかったので、今週末は、庭の草刈やらなにやら、たまった仕事をかたづけなければならない。

このサイトNavenaveも、どんどん巨大化していき、容量10Moを超えてしまった。もうどうしようもないので、プロバイダーのManaに、50Moまで増やすよう依頼したのだが、いっこうに話が進まない。最初に電話をかけたら、「じゃあクライアントコードを書いて、メールを送って」と言われ、その通りにしたのに、待てど暮らせど返事がこない。催促のメールを書いたら、「ご依頼はちゃんといただいていて、処理途中です。まもなくこちらからご連絡します」・・・それでも3週間くらい音沙汰なし。またまたメールを書いたら、あわてて申し込み用紙をメールで送ってきた。なにをやっているのだろう。プロバイダーはタヒチに1社しかないから、役所仕事なのだと友人が言っていたけど。

申し込み用紙を見たら、どうやらドメインを「.pf」で取得するための契約になるらしい。Navenaverangiroa.pfになるのはいいんだけど、すると今のアドレスはなくなっちゃうのかな〜。電話して聞いたら、「なくなります」。引越し通知を何ヶ月間かアナウンスしたいんだけどと相談すると、なんだかよくわからない答え。この人は、Webサイトのことをよく知らないんじゃないかしら? 困った。それに忙しくて電話が鳴りっぱなしなんだか、あわてていて、「申し込みフォームを送るから、念のためアドレスを教えて」というので、別のオプションがあるのかと思ってアドレスを教えた。するとしばらくして、また同じフォームが送られてきた・・・。早くソヴァージュの写真をアップしたいっていうのに、まいった! カフカ的世界に入ってしまったみたい・・・。メールでもう一度同じ質問を書いて、送った。きっと上司か誰か詳しい人に聞いて、返事をくれるに違いない。あーあ・・・。

11月6日(水)
グアテマラから絵葉書が届いた。休暇がとれると世界の秘境へと出かけていく女友達からの便りなのだが、日付は9月17日。中米からどういう経路を経て、ここまでやってきたのだろう。不思議な感慨をもって、絵葉書をじっと見つめてしまった。ときどき、郵便がものすごい遠回りや寄り道をして、ここまで届くことがある。友達が外国(どこかは忘れてしまった)から出してくれた葉書に、Missent to Malaysiaとスタンプが押されていたり、この前は、日本のTV制作会社からのビデオが入った小包が、カトマンドゥへ寄ってからランギロアへ届いたり・・・。そんな郵便物を受け取ると、一瞬めまいがしそうになることがある。

11月3日(日)
ほよよ〜〜ん。ソヴァージュから帰って来ました。日常を忘れて、のんびりしてきました。出発の朝、キアオラの桟橋からボートが離れたとたん、何かがポーンと抜けて行きました。海と風と空と一体になった3日間でした。レポートをお楽しみに! 何人もの方からご心配いただいたアルコール、夕暮れになると、ブンブンを飲んだくれて(?)いました。ジョゼフィーヌもめちゃくちゃキュート!でした(ポセイドン、浮気してすまん)。ナポレオンのお墓にもお参りしてきました。 *ソヴァージュの休日ご覧ください!*

10月31日(木)
ソヴァージュでアルコールは飲めるか? この話題で、ゆうべ我が家では緊迫感がただよった。この前日帰りで行ったときには、ちゃんとバーコーナーがあって、リキュールやスピリットのボトルが棚の上に並んでいた(ような気がする)。食事のときに、ワインを飲めるだろうか? ゲストみんなでひとつのテーブルについて、料理だって大皿からまわして取るのに違いない。そんな中で、自分たちだけワインを注文して頼むことができるだろうか?それとも、オールインクルーシブの料金に、アルコールまで含まれているのだろうか? 電話して聞いたほうがいいという案も出たけれど、恥ずかしいから却下。「ないなら持って行く」と夫が言うから、「だってみんなで一緒に食べるのに、自分たちだけ飲むの?!」と異議を唱えたら、「あとで部屋で飲む」。納得。夕方になったら、村にワインを買いに行こう。・・・と思ったけど、やめた。割れちゃったりしたらもったいないし、重いのはいやだ。あーあ、たった2泊だというのに、すごい荷物になりませんように。それにしても、夫の愛機D1Xのバッテリーとマイクロドライブの調子が絶不調なのが、気になる。ソヴァージュには電気がないから、充電できないだろうに・・・。

10月30日(水)
夕べからちょこちょこと雨が降り、空気が変わった。マラッムにならないといいのだが、風が吹いてラグーンも少しだけ荒れ模様。あさっての金曜はトゥーサン(ハロウィン)で祭日、3連休になるのだから、いい天気になってほしい。ジャーーン!待ちに待ったキアオラ・ソヴァージュでの休日なのだ(バカボンの口調で読まないように)。ソヴァージュへは、これまで取材のために行ったり、すぐ隣のモトゥへピクニックに行ったりしたことはあるけれど、泊まるのは初めて。すごく楽しみ。

10月29日(火)
ゆうべ寝入りばな、窓の外で「クシャ」とも「ベコン」ともつかない音がきこえた。ちっ、せっかく気持ちよく眠り始めたところだっていうのにと悪態をつきながら、交通事故かもとぼんやり考えていたら、まめな夫はわざわざ起きて外を調べたらしく、「あ〜あ クルマが動かなくなっちゃったみたいだよ」。わがやのすぐ横の空き地の椰子の木の根元に、白いクルマが置き去りになっている。

朝夫が出社すると、なぜかみんな、もうそのことを知っている。さすがトゥアモトゥのラディオココティエ! マネージャーのフィリップなど、「あんな高いワインを作るからバチが当たったんだ」とうれしそうにしていたということ。そうか、あの白いクルマは、ワインを作っているかのムッシュウのものだったのか。でもでも、高いって?そんなにするの? ランギロアのモトゥで栽培されているブドウ畑から、そろそろ初めてのランギロア産ワインが発売になると聞いて、私はさっそくお値段問い合わせのメールを出したばかりだったのだ。せっかくだから賞味してみたいと、わくわくしていたのに・・・。フィリップが言うには、1本1万円もするとか。ショック。夕方には、メールの返事が届いた。ミレジム(製造年度)によって、値段はいろいろ。気になるお値段は、一番安いもので4,500CFP、高いものは12,500CFPという立派さ。それも、500tのハーフボトルなのだ。うーーむ、なんとかして、ただで味見する方法はないものか。興味のある方は、こちらのサイト(フランス語)をどうぞ!

夜は、もうすぐ日本へ帰ってしまうBlue Dolphinsのヘルパー
さん、佐藤さんとIkimarioで飲み会!!
佐藤さんは、気配りこまやかなハンサム・ガール。
おまけに酒にめっぽう強い。酒飲みともだちがいなくなるのは
さびしいなあ・・・ 沖縄へ泡盛のみにおしかけるからね!!
10月28日(月)
今日もまた暑くなるのかと、うんざりしながらパソコンに向かい始めたら、急に外が曇り始め、空気が湿気をおびてきた。雨だ。ひゃっほー!これで少しは涼しくなるだろう。たまった原稿を書いてしまおう。コーヒーにミルクをたっぷりいれて、いざシッピツ・・・。しかし涼しいのもつかの間、中途半端な雨となったので、その後晴れてきたら、暑さが耐えがたいものになった。しかし異常な暑さだ、この時期は季節の変わり目で、雨がちな肌寒い日が多いのが通例なのに。夫のアトピーもまたひどくなり、夜も寝られないらしい。温暖化で気候が変わっていくのだろうか。そのうち人が住めなくなってしまうのではないだろうか・・・。

そんな中、「キャロリーヌのパレオが届きました」というメールが北海道から届いた。雪がちらついて、ストーブを焚いていますとのこと・・・いま自分がいる場所と同じ地球上とは思えない。ストーブなんか焚かなくても、かまどの中のように暑いんだから。

10月24日(木
あ、暑い・・・。頭上で飛行機のプロペラのような音をたてて回る扇風機の風を受けながら、パソコンに向かって原稿を書いていたら、頭がぼーっとして目の前がぼやけてきた。これはいけないと、あわててビューローの外に出る。すると蚊の襲撃に会う。このところキーボードを叩きすぎたせいか、指が腱鞘炎ぎみで、目はドライアイだ。それから肩こり。体も動かさなくては思い立って、ガレージでクルマを洗ったり、庭の落ち葉拾いをすると、汗びっしょり。シャワールームに駆け込んで汗を流してさっぱりすると、今度は頭がほけーっとして何もする気が起きない。このままビールでもあおっちゃおうか。いいやいけない。ああ、パソコン仕事をするにはつらい季節の到来だ。しかし今季こそは、エアコンをつけるのだと、夫と毎日のように話している。それに窓には網戸を張ろう。去年のようにデング熱が猛威をふるったら、もう身がもたない。

暑くてダラダラしていて、なかなかこのページも更新できない。昼間はひんやりしたガレージのクルマの下から出てこないポセイドンと一緒になって、私も寝ようかしら・・・。などと思っていると、読者(?)の方からありがたいメールが届く。「Mrタヒチ、見てみたいです」よっしゃ、行きましょうや!「Mrタヒチ、笑いました」ありがとう!「Le Vet d'Est毎日読んでます」ひゃあー、更新してなくてごめんなさい!ってな具合で、お便りをいただくと、急にむっくり起き上がって、すごい勢いでキーボードを叩きはじめたりして・・・。でもホント、メッセージをいただけると木にものぼっちゃいそうなくらい嬉しいんです。よろしくお願いします。

10月16日(水)
今年度のミスター・タヒチが決まった。数日前にニュースで知った。生中継を見たいと思っていたのに、うっかりした。くやしい。正式なMister Tahitiコンテストは去年から始まり、その模様を生放送で見た私は、度肝を抜かれた。ミス・タヒチコンテストに比べて、その熱気たるや。ほとんどストリップショーの様相を呈して、女性たちの黄色い声どころではない、異様な盛り上がりだった。

去年選ばれたのは、それはそれはこゆ〜い顔の、フェロモンばりばりの線の太い男性。ソース顔なんてもんじゃありません。とんかつソース?コイツはいやだな、と私が思った候補者が選ばれてしまい、げんなりしてしまった。それにしても考えてみると、そのとき、「いやだ」と感じたその男性以外に印象に残る男性はいなかったのだから、強烈な個性の持ち主であることは確か。発表が終わってミスター・タヒチが壇上から降りようとするとき、完全におかしくなった(?)女性が、飛び出してきて、彼にしがみつきそうになっていたのを、私は見てしまった。。。その女性は、周りの人に取り押さえられていたのだった。。。
今年は、ニュースで一部を見ただけとなったが、やはり会場は興奮のるつぼと化していた。またしても音楽にのって腰をクネクネ振りながら着ているものをどんどん脱ぎ捨て、しまいには白い小さなストリング(っていうんですか?)一枚になってしまった男性が、大うけにうけていた。私はあの女性たちの歓声がこわい。しかしながら一番気になったのは、かぶりつきの席にいる、男性の禿げた頭ふたつだった・・・。

来年は席を予約して、本物を見にいこうかしら。誰かいっしょに行きませんか?

10月11日(金)
夜、バカンスで来ている友人夫妻と、ジョゼフィーヌで食事。おととしランギで知り合いになってから、その後メールでやりとりを続けていて、犬好き・ワイン好きということで気があい、ずいぶん前から「ランギで一緒に食事しましょうね」と約束して楽しみにしていたのだった。

ジョゼフィーヌで食事するのは何回目になるだろう? 普段外食するときは、もっと家に近くて予約のいらないレストランですませてしまうから、こんな機会でもないことにはなかなかジョゼフィーヌまでは来ない。が、ここは本当に心地よく、親しい人との食事が楽しめる場所だ。海が目の前にあり、夜だからまっくらだけれど波の音が聞こえて、建物はオープンエア。よけいな音楽もかかっていない。照明も目に優しく、テーブルやカトラリを美しく見せる。Elegant&Cozyとでも呼んでしまおうか。ナプキンは厚手のシルク。食器は素朴でかわいらしい。そしてここには、フランスでワインの勲章をもらったというこのペンションのオーナーの旦那様(医師でもある)が自分で選んで輸入しているというワインのセレクションがあるのだ。種類は豊富ではないけれど、お値段はレストランにしては高くなく、そしておいしい。お料理は、地元でとれる魚がメインの気取らないものだが、デザートまで手を抜かず、ほっとする味だ。幸せな時間が流れた。

10月10日(木)
あつい暑いアツイよお〜〜!!こんな時期からこの暑さでは、雨季になったらどうなるのだろうと、おそれおののく私だ。

午前9時半、山口県からいらしたSさんご夫妻をゴーギャンパールへご案内する。ランギロアでアマチュア無線をやりたいということで、旅行会社の人を通じて、夫が情報を提供して差し上げた方なのだった。漆塗りのかわいい大内人形という民芸品をプレゼントしてくださって、私はさっそく家に帰るなり、居間に飾った。同時に山口県を紹介したパンフレットもくださった。英語で書かれているのだが、山口県へは行ったことがなくて興味があるし、パンフレットもオールカラーでとてもきれいなものだったので、その場にいあわせたタヒチアンたちと一緒に見て、家でもじっくりと目を通してしまった。日本の観光案内書をこんな風に熟読したのは、初めてかもしれない。それも英語で書いてあるものなのに・・・気分はほとんどガイジンになっているかも。

Sさんたちにはじっくりと養殖場を見学していただき、それからブティックへ。「ハネムーンですか?」とたずねたら、なんと「結婚20周年なんです」ということ・・・失礼いたしました。なんだかとってもいい雰囲気のお二人だったので。ペンダント用にと深いグリーンブラックの珠を奥様が選んだら、旦那様が「これも買えば」と色がおそろいのピアスもセットで。やさしい!! ぜひまたいらしてくださいね。

***お知らせ***

9月23日(日本時間24日)オープンしたキヤノンのポータルサイト Global Challengerの中で、フォトコラムを書いております。10年前を振り返って書き始めたTahiti移住記。週1回の更新で、12回で完結予定でございます。ぜひともごひいきに!! 毎週月曜日更新です。

9月11日(水)
前の晩から雨が降りだした。久しぶりのまとまった雨で、うれしい。と思ったら、朝になってもやまない。結局一日中降ったりやんだりの肌寒い陽気になってしまった。Oさんが自分用と、頼まれた分の黒真珠を選びたいということで、午前9時、ゴーギャンパールへ行く。まずは見学。みんなが作業している場所は、海が荒れてときおり足元で波が砕けている。小雨も吹きつける。Oさんは呆然として、「鳥羽一郎・・・」とか言っている。いつもはこんなんじゃないのよ。ひととおり真珠ができるまでの説明をすると、休みなく働いて真珠を作る貝のけなげな姿に、Oさんはいたく感動してくれた様子。その後はブティックで真珠選び。いまゴーギャンパールでは、40個前後のバロックを連ねたネックレスが多種、かなりお手ごろ値段でそろっていて、ここ2〜3週間の間に、日本人の方が続けて5人くらい、もっと? 買って行ってくれた。Oさんも、いくつか身に付けてみて、非常に迷っている様子・・・。バロックの小粒だから、フォーマルすぎず、カジュアルに身に付けるとすごくおしゃれ。私もそのうち、ほしいな。ジーンズにも似合いそうな遊び心のあるネックレス。

午後からはパスでのドリフトシュノーケリングへ行くことになっていたのに、残念ながら中止。Glorineおばさんは「こんな天気じゃあ、海は濁っていて何も見えないわヨ、明日あした!」とさばさば言う。明日はもうタヒチ島へ移動なのだ。

最後の夜なので、イキマリオで食事。久々に分厚いステーキを食べてしまった。満足。

9月8日(日)
午前中は、村の極上ビーチへ、浮き輪などを持って3人で繰り出す。ちょっと風があるが、いい天気で海は最高にきれい。
昼はキアオラのレストランで、青い海を見ながら食事。

9月7日(土)
お客人が到着。夫の高校時代からの親友Tさんの勤め先の部下であるという女性Oさん。13時40分、空港で出迎える。初対面だ。メールでやりとりしていて、ご好意に甘えていくつか物資を運んでもらった。そんなに頼んだつもりはなかったのだが、彼女のスーツケースから私たちの荷物を全部出すと、中はスカスカになり嘘のように軽くなった。・・・さんざん頼んだくせに、急に申し訳ない気持になった・・・。

島をひととおりご案内して、夜のごはんは大家さんからわけてもらったカスミアジのオーブン焼きと、同じくカスミアジのサシミをいんげんと和えたサラダ。

9月6日(金)
昨日のバースデーナイトのご報告を。

ああでもないこうでもないと夫が仕事に行っている間考え、結局キアオラで食前のカクテルをいただき、その後レストランで食事ということに決めた。ただ、そのレストランが決められなくて、困った。ルカイカイかイキマリオか。
午後6時ごろ、クルマで家を出てキアオラへ向かう。途中キャロリーヌが前からスクーターで走ってきて、私たちに合図している。止まると「ジョワイユ〜ザニヴェルセール!(誕生日おめでとう)」とプレゼントを渡してくれた。わーい、なんだろう?その場で開けたかったのだが「デザートまでお預けよ」とウィンクされた。

キアオラの水上バーで、私はフローズンマルガリータ、夫はフローズンダイキリで乾杯。早くもこの1杯でいい気分になり、そのままルカイカイへレッツゴー。もうお腹がぺこぺこで。出迎えてくれたドミニクに「今日は誕生日なの」と話すと、「アペリティフをおごるわ」という嬉しい言葉。マルティニ・ルージュを注文して、また乾杯。もうこれ以上飲んだらまずいのではと言いながら、せっかくだからとシャンパンをフルボトルで頼む。う〜ん、やっぱりこの「泡」がなくちゃね。ダイエット中の夫はサシミ、私はコクレ(雛鳥の丸焼き)。ドミニクやピエールにもシャンパンを飲んでもらおうとボトルを持って厨房へ行ったら、てんてこまいしている。大勢のお客さんがいちどきにどっとやってきたのだった。デザートはフォンダンショコラ。濃厚な温かいチョコレートケーキに冷たいバニラアイスがのっていて、口の中でまじりあう至福の一瞬。それにしても甘い。夫は「物が二重に見える」と言いながら、クルマを運転して、無事家に着いた。

モーレアのシーフードビュッフェはまた今度ね。

何人もの方から、おめでとうメッセージをいただきました。年をとるのはうれしいとは言えないけど、お祝いの言葉をいただくのは、なんだかうきうきしてとてもHappyな気持になりました。ありがとうございました!!

9月5日(木)

今日は何を隠そう(?)、私の誕生日。ランギロアで迎える10回目の誕生日なのだ。友人からのメールで気がついた。これはぜひとも夫にご馳走してもらわなくては・・・。体調も万全になったし、さてさてどこへ連れて行ってもらおう?数日前は、半分冗談半分本気で、週末にモーレアのビーチコンバーへ飛んで、シーフードビュッフェを食べに行こうなどとうっとりするようなことをささやいてくれたのに・・・。いつでも甘美なプランを練って私を酔わせてくれる、コピーライターのような彼だが、それが実現したことは一度としてない。

それはさておき、モーレアビーチコンバーのシーフードビュッフェは、最高においしくて、最高にロマンティック。砂浜にテーブルがセッティングされていて、料理はバラエティに富み、デザートもすばらしい・・・(遠い目)

8月31日(土)

意を決して、医者へ行った。少し前からなんかヘンだった。そう、毎日3食、こどもみたいにお腹が減ってがつがつ食べるこの私が、突然食欲を失ったのだ。ほかにどこも悪いところはないのに、とにかく食べる気がしない。やっと食べてもおいしくない。こんなことは滅多にないのに・・・。なんかおかしい、と思っていたら、体がだる〜くなってきた。全身が鉛のように重く、すぐに横になって休みたくなる。それでも、なんとか仕事をしていた。ゴーギャンパールでお客さんに見学をして、ブティックで真珠選びのお手伝いをして、家へ帰ってくると、もう死にそうに疲れている。そのうちに、食欲は戻ってきたものの腰が痛くなってきた。お腹も張る。いよいよまずいということになって、医者へ行くことにしたのだった。もっと早く行けばいいのに・・・と夫が言う。自分だってなかなか行かないくせに。

いつも行くT先生のところへ自転車で行ったら、フランスへ行ってしまったという。しかたないから、村の方にもうひとりいるB先生のところへ、夫にクルマで送って行ってもらう。ランギロアでお医者さんを選べるなんて、すごい。ここは初めてで、緊張する。医者へはいつ行っても緊張するのだが。待合室には4人の人が待っていて、全員知り合いだった。握手して回る。みんなどこが悪いのかな。順番が来て中に入ると、広々した感じのいい部屋にデスクがあって、デスクをはさんで先生に症状を説明する。そしておもむろに別室の診察台へ。結局、腸の感染症とのことだった。悪いものを食べたか、水にあたったかしたのだろうということだった。な〜んだ、もっと重病かと思った。手術するためパペーテへ送られるのでは・・・とか。

薬をもらって、3日間は炭酸を飲まないで、お米とゆでた魚を食べるようにと言われた。
外に出て秘書の女性に会計をしてもらうと、彼女が「なに、風邪?」と聞いてくる。のどかな村だなあと、笑いそうになった。

8月25日(土)
夕べから吹き始めたマラッムのおかげで、今日も海は大荒れで、肌寒い。長袖長ズボンを着ていてもうすら寒くて、すっかり体がこわばってしまった。夜は、夫の提案で足浴をやってみる。居間に大きなたらいを置いて、ぬるめのお湯をはり、ソファに腰掛けて足を入れる。この前Figaro JaponのKさんがくださった温泉の素を入れると、なんともいえないいい香りが広がった。すねが半分つかるくらいだけれど、そのうちぽかぽかしてきて、目を閉じると肩まで湯船につかっているような気分になるから不思議。部屋の照明を落として、バラの香りのアロマキャンドルをともして、ヒーリングミュージックをかける。そのまま20分ほど。すっかり体があたたまって、かたくなっていた肩のあたりがやわらかくほぐれた。ふう・・・。こういうことがあると、ほんと、日本の冬ではもう生きていけないなと思います。

8月19日(月)
久しぶりにまだ外が真っ暗なうちに起床。夫の下半期の仕事が始まる。私は家に残って有閑マダム・・・というわけにはいかない、と以前このページに書いたら「Naokoさんは有閑マダムになられてうらやましい」というメールを受け取ってしまった。違うんですってば、最後までよく読んでくださいよ! いくらユーカンマダムになりたくても、夫の経済事情がそれを許さない。早起きするからチョーカンマダムになろうかしら。って、新聞配達の仕事はここにはない。とあんまり言うと夫がいじけてしまうので、働かざるもの食うべからず! せっせと小銭稼ぎをしなくては。塵も積もれば山となる。そのほとんどがパソコンとインターネットなしでは成り立たない仕事ばかりだ。インターネット様さまです。接続も見違えるように良くなったし、パソコンもやっと憧れのデスクトップを手に入れた。今回日本から持ってきて、入国するときに「これは何だ」と聞かれて、もう万事休す、税金を払う覚悟をしたのだったが、なんと無罪放免になったのだった。またしてもVAIOを選んだ。液晶の17インチ、とても見やすくて作業しやすい。

実は、ここのプロバイダーとの契約では、Webサイトの容量は10メガまで。それ以上になると、年に17,000円ほど払わなくてはならない。そうすれば50メガまでOKになる。そんなに必要ないわよね〜と、少し前まで笑っていたのに、キャロリーヌのWebショップを作ったら、簡単にオーバーしてしまった。とりあえず「バナニエ」とギャラリとLe Vent d'Estの一部をお休みにして、しのぐことにした。年に17,000なにがしとは、月にすれば1,400円ほど。大きな金額ではないといえばないのだが、出費は可能な限りおさえたい。日本滞在中のためにBiglobeに加入しているのだが、ためしにサイトで探してみたら、10メガまでなら初期費用1,000円プラス月々500円で使えるということ。こっちのほうが断然安い。ここから更新できないのが難だが、ギャラリなどの常設ページは、いっそのこと日本のプロバイダーへ移した方が、日本の人たちが見るのに速くて便利かもしれない。これでまた、日本へ一時帰国したときの仕事が増えてしまったか・・・。

8月18日(日)
今日で夫の夏休み(?)も終了。夕方4時ごろに仕事場へ準備のため行ったら、ラグーンに何かが跳ねているのが見えた。「あ、なんかいるよ」と夫。「誰か泳いでいるんじゃない?」と私。なんとマンタでした。水面まで上がってきて、プランクトンを食べていたのだろう。

またしてもトゥアナケへ、ベルの子を見に行ってしまった。またまた成長して、もう自分で歩き始めている!! ちょうど1ヶ月を過ぎるあたりから、急に子犬は愛らしさを増す。「黒と白の子がほしいの・・」とパティアレに言ったら、「とっておいてあげる」。

8月15日(木)
やったー! とうとうキャロリーヌのページが完成した。夫と一緒になって、また移転(?)した事務所で、来る日も来る日も缶詰になって、パソコンとにらめっこして作った。あまり日に当たらないものだから、この前会った旅行者の人から「白いですね」と言われ、ブルードルフィンズに新しく来たヘルパーさんの日本人女性からも「白いからお客さんかと思った」と、純子さんから紹介される前に言われてしまった。Ocean Passionの、いわゆるネットショプがオープン!! ネットショップというわりには、CGIが使えないしょぼいページなのだが、主に夫が頭から湯気を出しながら製作しました。見ているだけでもランギの色彩を感じていただけると思います。もちろんご注文もお待ちしています!! パレオを身に付けている写真も必要だろうと、私がモデルになってしゃしゃりでています。お許しを。

午後からは久々に、水着に着替えて家の裏の海で海水浴。ラグーンの表面は、油を流したようにべったりと凪いでいる。透明度も良く、そこが透けて見える。夫はアトピー性皮膚炎がひどくなっていて、海水がしみるため、陸で留守番。この季節、海水はとても冷たく感じて、私はなかなか腰より深いところへ行けない。「さ、さむ〜い」などと言って、南の島じゃないみたい。ポセイドンも入れてやって、体を洗ってやる。するとそこへ、ご近所さんのフランス人たちがやってきた。つい最近越してきて、うちと同じく飼い犬をリードで毎朝夕散歩させている珍しい人たちだ。わんちゃんの名前はカリフ。フランス生まれで、ここへ引っ越してくるときに一緒に連れてきたのだそうだ。このカリフ、遠目にはイエローのラブラドールだが、近くで見ると、ほかの血が混じっていることが分かる。目の色が片方だけ明るいブルーなのだ。ハスキーとの混血だそう。体はポセイドンよりもずっと大きく、けれどもとてもおとなしくてひとなつっこい。柄の悪いうちのポセイドンが「ウウ〜」とうなっても、応戦しないで親しげに匂いをかいでくる。ラブラドール系だから泳ぎもうまい。かわいいなあ。カリフと一緒に猫のソニーもやってきて、ポセイドンとにらめっこを始めてしまった。もうポセイドンのコントロールがきかないため、退場してもらう。

「白い」といわれたため、ここぞとばかりに焼こうとしたのだが、今の季節は太陽光線もそれほど強くはなく、あんまり日焼けしなかった。家へ戻ってシャワーを浴びたら昼寝。

8月9日(金)
毎日昼間でもしのぎやすい陽気で、快適だ。夜など寒がりの私は、しっかりとダブルサイズのダウンケットをかけて眠っているくらいだ。それでも日中は、真っ青な空が広がり穏やかなラグーンが目の前にあると、海水浴したくなる。雨季の暑さが想像できないほどだ。

今日は、ペンショントゥアナケにおじゃまして、ベルの子供たちを見に行った。生まれてまだ3週間弱といったところ。やっと目が見えるか見えないか、という感じだ。日本から帰ってきてすぐに見せてもらったときは、生後わずか4日(!)だったので、ハムスターかねずみみたいで、あまりかわいいという感じがしなかったが、成長するにつれてどんどん子犬の愛らしさを備え始めてきた。ベルは最終的に13匹の子犬を出産したのだが、そのうち3匹は生まれてまもなく死んでしまい、6匹はタヒチ島の獣医さんのところへ送られ(引き取り手がなく、ここでは育てきれないため・・・)、4匹が残った。まっくろなのと、白と黒がまざったの、茶と白、それから明るい茶色のやつ。4匹全部引き取り手が見つかったということで残したのだったが、一人がやはり引き取れないと言い出したのだそうだ。うーーーん、どうしよう・・・。ベルの子と聞いて、あらがいがたい魅力を感じていた私と夫だったが、1匹だけ飼い主が見つからないとあっては・・・。今日もかわいい子犬を前にして、ふたりでうなってしまった。ベルにそっくりな白と黒のヤツがいいな・・・。ほそいしっぽは真っ黒で、先だけがお習字の筆のように白い。どうしたものか・・・。

8月8日(木)
11時、ペンション・マリ・エ・テイナへFさんご夫妻をお迎えに。2年前にもいらしたお二人、日本でのローカルな話題に花が咲いてしまった。ゴーギャンパールで、かわいいケシのブレスレットと、ペンダント用の珠を購入してくださった。
夜は、久しぶりにキャロリーヌのおうちへ。彼女のオーストラリア旅行の話を聞かせてもらうことになっている。アントレに、お寿司を作って持っていく。イセエビが手に入っていたので、身をほぐしてあさつき(らしき野菜)を細かく刻んでたっぷりのマヨネーズであえて、いわゆる「軍艦」にした。これは彼女にも気に入ってもらえた様子。彼女が作ってくれたお料理は、大きなベックドゥカンヌ(フエダイ)のホイル包み焼き。レモンをしぼったり、しょうゆをかけたり、バターをかけたり、あっさりした白身の味がとてもおいしい。キャロリーヌの愛猫、シャルカンとエリオクスも、私たちのそばを片時も離れようとせず、なんとかしておこぼれにあずかろうと必死な様子だ。オスとメスなのだが、性格がぜんぜん違っていて、面白い。シャルカンはオスで、トラ縞がそれはそれはきれいな美猫だ。お腹の色がまた、アビシニアンみたいにオレンジ色をしていて、思わず頬ずりしたくなる。ひっかかれそうでこわいからできないのだが。
おしゃべりに熱中しているうちに、11時をまわってしまった。おやすみなさい!
8月5日(月)
久しぶりに朝早く夫と二人仲良く自転車で、パゲットを買いに行った。つい最近できたマガザン(お店、食料品から日用品まで売っている)が、村まで行くよりも自宅から近いところにあるのだ。うれしい。キアオラからも、今までは村まで自転車だと小一時間かけないと行けなかったのだが、ここなら30分くらいで来られるだろう。キアオラに泊まられる方に朗報です。さっそく写真を撮って、取材。村のカトリック教会横にあるマガザンの支店になる。のちほど「ASOBU」ページにアップいたします。

日本から帰ってきたと思ったら、風邪がやっと治ってきたのもあるけれど、忙しくてサイトの更新がなかなかできない・・・。

7月28日(日)
午後1時半ごろ、ランギロアへと着いた。日本は蒸し風呂のような暑さで、おまけになぜだか二人して風邪をひいて、難行苦行の滞在となった。みなさんが気になっているであろう今回の荷物、合計80キロでした。って、そんなことに興味ある人はいませんよね・・・。日本の生ビールはやっぱりおいしい! 泡までおいしい。

7月13日(土)
このところ、本当に気持ちの良い晴天が続いている。空には雲がなくすっきりと晴れ渡り、海は真っ青。夫の仕事が休暇に入ったと思ったら、先週はかなりの数の日本人旅行者の方たちがランギロアをおとずれた。ホテルキアオラのインタビューに、黒真珠養殖場見学などなど、やたらと忙しく、あっという間に1週間が終わった。あきらめていた滞在ビザのほうも、「なんとかなったよ」という連絡が入り、結局この夏も、日本へ一時帰国できることになった。明日の便でタヒチ島へ移動、月曜の朝成田へと向かう。どうしていつもこう、めまぐるしくなってしまうのだろう? 日本でのんびりできればいいけれど、梅雨明けしてモーレツに暑いみたいだし・・・。

というわけで、7月14日から28日まで、ランギを留守にいたします(予定)。メールの送受信は、日本滞在中もできますので、いつものアドレスへメールください。行ってまいりまーす。

7月5日(金)
週末の朝。この季節の早朝の空気は本当にさわやかですがすがしく、この時間が永遠に続けばいいのにと思ってしまうくらいだ。今朝も、犬の散歩がてら、ハイビスカスの花を各種、ちょうだいしてきてしまった。大輪の花を、水を張ったガラスの小鉢に生けてテーブルに置くだけで、部屋の雰囲気が明るくなる。居間には真っ赤なハイビスカス、バスルームには濃いピンク色のブーゲンビリアと、白いティアレ。ティアレの花は香りがいいので、お部屋の香水がわりにもなる。ティパニエ(プルメリアのこと)の花も、可憐でエレガントな美しさとなんともいえない香りがあって好きなのだが、残念ながらわがやの庭にはない。それに、ティパニエはけっこうな高さの大木になるため、ご近所にあるものも高すぎて、花が摘めないのだ。残念。
それにしても、花ってうつくしい。顕微鏡的な目になって見ていると、
その世界にひきこまれていくようだ。香りもさることながら、その
おしべ、めしべ、花びら、葉、茎、がく、そして色、形・・・。花たちは
私に、甘い砂糖菓子を連想させる。
そうそう、またバナニエが花をつけた(右の写真)。2,3日前に
「咲いた!」と思っていたら、もう実をつけ始めている。今回のは、
どこまで育つか・・・。またか、と思わずおつきあいください。

今日で夫のゴーギャンパールでの仕事は、上半期の仕事納めを迎える。これから約1ヶ月間の休暇に入る。「うらやましい!」と言わないでくださいね。サラリーは出ないんですから。二人でせっせと小銭かせぎをしなくては・・・。しかしながら、休養は必要。緊縮財政型バカンスの策を練っていたところ、おそろしい事実が判明してしまった。私の滞在ビザの手続きが終わっていないのだ! この状態では、タヒチ国外へ出ることはできても、ふたたび入国することはできない・・・。このことを知るまでは、日本やほかの国へ行くのも出費がかさむし、どうしようかね、などと話していたのに、「出られない」となったとたん、どうしても出たくなる。人間の心理はおもしろいもんです。日本、ハワイ、バリ島のヴィラ・・・友人からの誘いが、急に頭の中に渦巻く。「お金ないのよ!少なくとも今年はダメ!!」と思っていたのに、すべてが突然理不尽に奪いさられたような気分だ。ダメならダメで、タヒチ国内にしよう。ティケハウ?マニヒ?マウピティ?フアヒネ? 新聞の広告で、モーレアパールリゾートのオープニングパッケージが出ていたし。あ、モーレアシェラトンも安いパッケージがある。モーレアは売り出し中ですね。

とにかく、今日は夫のお疲れさまパーティだ。庭をきれいにして、ワインをあけて、ガーデンパーティをやろう。(レストランへ行くより安上がり・・・)

6月29日(土)
ハチに刺された。テラスのすぐ前で伸び放題に伸びているハイビスカスの枝に、アシナガバチがせっせと巣づくりをしているのは知っていたのだが、ついうっかりしてしまった。朝食を食べ終わって、皿に残ったパン屑を払い落としたときに、思い切りその枝にさわってしまったらしい。気づいたときには左手の中指の付け根あたりに黄色い体をしたハチががっちりとくらいつていて、手を振って振り払っても離れやしない。「やられた〜!」と大声で叫んだら、夫とポセイドンが飛んできた。うう・・・。急いで吸い出したおかげか、痛みはそれほどなく、腫れもそんなにひどくはない。夫は、ゴーストバスターズさながらに(古いね!)掃除機を持ち出してきて、「ハチの巣退治にはこれがいちばん!」とさっさと2匹いるアシナガバチごと巣を吸い取ってしまった。ハチさん、ごめんね・・・。
午後は、ポセイドンのシャンプータイム。実に久ぶりだ。犬はあんまりまめにシャンプーしすぎないほうがいいと本には書いてあるが、いくらなんでも汚れすぎてしまった。庭に穴を掘って砂を体にかけて埋まる・・・ということを一日中、太陽の動きによって場所を変えてやっているものだから、庭は穴ぼこだらけだし、ポセイドンの体は砂ぼこりだらけ。「ポセイド〜ン」と呼ぶと、散歩に行けると思ったらしく、ルンルン顔で足取りも軽くやってきた。なのにシャンプーのボトルを見せたら、さっと顔色(犬にそんなものがあるのか)が変わって、回れ右!無理やり引っ立てて、椰子の木の下にある屋外シャワーのしたでシャンプー。この犬は、本当にシャンプー嫌いだ。洗われている間中、生きた心地がしないという表情で、身を硬くしている。

6月27日(木)

ずいぶん長いこと、このページの更新をお休みしてしまった。お詫びに朝摘みのハイビスカスの花をお届けします。ポセイドンの散歩をしていて、ご近所さんのお庭からいただいてしまった。ハイビスカスにもいろんな種類があって、うちにはこのタイプがない。今度頼んで、枝をもらってこようかしら。ここのお宅でも犬を飼っているので、匂いがすごいらしくて、ポセイドンがぐいぐいひっぱるひっぱる。ゆっくり花も摘めやしない。

お天気は、ちょっと前までのぐずついた雨がちな陽気といれかわって、安定した晴天が続いている。こうしている今は、朝の10時。この時間に家の中でパソコンに向かえるなんて、雨季では考えられない。朝晩はけっこう気温が下がるから、本当によく眠れる。気温が25度まで下がると、「寒い」と感じる自分がこわい・・・。

ぱっと開いた花も、夜には完全に閉じて
しまいます。夜のおでかけには、ティアレを
髪に飾ります。
6月2日(日)

真っ青な高い空。ラグーンもべた凪ぎ。暑い日だった。モトゥにでかけたくなる。

夕方4時ごろ、空港へ。オーストラリアへのバカンスに旅立つキャロリーヌの見送りに行く。大きなリュックサックひとつに荷物をまとめて、晴ればれした笑顔だ。数日前に会ったときには、リュックの中身をひとつひとつ数えあげるように教えてくれた。テントと寝袋をもって、現地では4WD車をレンタルするのだそうだ。いってらっしゃい!そういうわけで、彼女のパレオショップ「Ocean Passion」は、今月いっぱいお休みです。

***キャロリーヌのアートの世界を、近々 Navenave Rangiroaでご紹介することになっていますのでどうぞお楽しみに!***

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